◎スマートフォンの方は、ヨコにすると見やすくなります。

【印章館】

ちょっと一言。


■ 『パソコンフォント+機械彫り』の例



最近、印鑑の販売を始めた会社があります。
その会社の京都府にある店と兵庫県にある店に、同じ内容で印鑑を注文してみました。
その二つの印鑑が下の画像です。


機械彫りの例

左が京都府での注文、右が兵庫県での注文です。
ほとんど同じですよね。

『パソコンフォント+機械彫り』では、この様にほとんど同じ印鑑が他の人にも手に入ってしまうため大変危険です。
皆様の財産にかかわる事ですので、くれぐれもお気を付け下さい。




■ 印鑑が綺麗につかない!?


「他店で作った会社の銀行印が綺麗につかないから新しく作ってほしい。」と、黒水牛の会社の銀行印を3本注文してくださった会社があります。

グループ会社か支社の銀行印らしいのですが、他店で購入した銀行印がきれいに・・・というよりもまともにつかなくて、
銀行のほうから「何とかしてください。」と言われて当店に発注してくださった、という経緯です。

捺し方が悪い場合もあるのでお借りして捺させていただきましたが、やはりうまくつきません。

印鑑を作る工程で、彫る前にサンドペーパーやトクサ板などで印面を真っ平らに整えるという作業があります。
仕入れたままの印材では、印面が真っ平らではないからです。
おそらくその作業をしていない、または十分にしていないのだと思います。
結構手間のかかる作業ですからね。

また、文字のバランスも悪く、「パソコンフォント+機械彫り」でした。

どこの店かも聞きましたが、やはり技能士がいない店でした。

この方とは別に、「ネットで安い物を買ったらまともに付かなかった。」という方が何人もいらっしゃいました。

会社の実印や銀行印も、個人の実印や銀行印と同じように大変重要なものです。
悪用されれば、譲渡契約書や借用書など様々な契約書を偽造されたり、預金を下ろされたり、すべてを失う可能性もあります。
また、法務局へ届ける「法人の実印」の場合、改印するとなると結構手続きが大変なため、
通常は行政書士さんや司法書士さんなどにお願いすると思いますので、
そうすれば数万円の費用が掛かってしまいます

やはり、個人の印鑑同様、国家検定一級印章彫刻技能士がいる店で、世界にひとつしかない手作りの印章を作りましょう!



■ 同じ浜松市内の実店舗でも・・・


浜松市内にある「一級技能士」「手彫り」と謳っている店で会社印を注文した方が、
「手彫りか機械彫りかどちらにしますか?」と聞かれたので、
「手彫りでお願いします。」と注文したのに、どう見ても機械彫りに見えるので見て欲しい
というお客様がいらっしゃいました。

現物を見せていただきましたが、明らかに機械彫りで、しかも文字が一部間違っていました。
他の何軒かの店でも見てもらったところ、どこの店でも「これは機械彫りですね。」と言われたそうです。
明らかに機械彫りで文字まで間違っているのにその店に戻って指摘したら「逆切れ」されたので諦めたそうです。
(つまり泣き寝入りです。)

ひどい店もあるものです。
浜松市内では結構大きなお店なのですが。
同じ地域の同業者として残念です。
一級技能士が1人はいるはずだから、手で彫れないわけではないと思うのですが・・・。

『耐震偽装マンション』や『食品偽装』のように、少しでも安い店を探していくとこうなるという典型ですね。

皆さんもどうかお気をつけ下さい。

(こういう事はあまり言いたくはないのですが、何も言わないとこのような方がどんどん増えてしまうと思いお知らせさせていただきました。)



■ 静岡県の事業への協力


2014年8月、静岡市の『ツインメッセ静岡』で行われた、【ものづくりフェスタ2014 in しずおか】に参加しました。

このイベントは『静岡県職業能力開発協会』の主催で行われていて、
『一般社団法人 静岡県技能士会連合会』と『静岡県印章業協同組合』を通じて参加しました。
いつもは篆刻を教えているのですが、今年は「実演で彫る人がいないから彫ってほしい。」と声をかけられ彫ることにしました。





※動画です。音が出ます。

一人でひたすら彫っていました。
ただ手彫りで印鑑を作っているところを見ていただくだけです。

今後も出来る限りこのような事業に協力させていただきたいと思います。


◎詳しくはこちらをご覧ください。



■ 海外が本場!?


最近、
「印鑑の本場の香港で手彫りの実印を作りました!」というようなブログなどを見かけます。
香港だけではなく、中国や台湾で作ったという人もいます。

印鑑の本場!?中国や台湾や香港が!?
こんなにも誤解している方が大勢いるとは驚きました!!

ハンコには、『落款印』という絵画や書に捺印するハンコと、
いわゆる『実印・銀行印・認印』という日本人の皆さんが日常使用するハンコがあります。
これは、使い方だけではなく、作り方・彫る道具・文字の入れ方、すべてが違います。

そして、『落款印』の本場は中国ですが、
『実印・銀行印・認印』の本場は日本なのです!!
『実印制度』は日本で生まれ、台湾や韓国に輸出されました。
(現在、台湾には実印制度はありません。)

彫る道具も彫り方も違いますので、香港や中国の方は、日本のハンコを勉強して観光客向け(主に日本人)に売っているのです。
さらに、
『吉相体』という書体は日本で生まれた書体ですので、
海外で現地の人が吉相体のハンコを売っていたら、
「日本のハンコを勉強した。」、もしくは「日本のハンコを彫る機械と彫刻ソフトを買った。」
のどちらかという事になります。

海外では『水晶・メノー・ヒスイ・虎目石・ラピスラズリ』などの『石製』のハンコが主流のようです。
『石製』のハンコは、手で彫ると線がガタガタになります。(技術は関係ありません。)
つまり、
『石製』のハンコが普通に綺麗に出来上がっていたら、100%機械彫りなのです。
(主に、サンドブラスターという大理石の表札や墓石を彫る機械で彫られています。)
(ちなみに、落款印は、わざとデコボコに彫るのが特徴です。)

つまり、海外で石製の実印や銀行印を作ると、
「本場でもなく、手彫りでもないハンコになる。」という事になります。

皆さん、くれぐれもお気を付け下さい。




■ 彫り替え・彫り直し


欠けたハンコや必要なくなったハンコを削って彫り直すことも出来ます。(有料。通販不可。店頭持ち込みのみ。
ただし、柘など木製の物やアクリル・ラクトなどの合成樹脂(プラスチック類)は彫り替え出来ません。
今と全く同じ字の形には出来ません。
(この字が気に入っているのでこれと似た雰囲気でという程度でしたらお受け出来ます。)
象牙などでもヒビが入っていたり、横目(日輪)など粗悪な印材は、お断りさせていただく場合があります。
実際に店頭で印材をチェックしないと出来るか出来ないか判断出来ません。

お客様の目の前で傷やヒビなどのチェックもしなければいけません。
後で「こんな傷なかった!」というクレームが来ないようにするためです。
ですので、
彫り直しの通信販売はお受け出来ないのです。

金額など詳しくは、メール・電話・店頭にてお尋ねください。
開運を気にされる方、代替が利かない貴重な印材は、ご遠慮願います。

何故か、「材料を持ち込めばタダみたいな金額で出来るだろう。」と勘違いしている方が多いようです。
手作りの印鑑は、お客様たった一人の為だけに何時間も時間をかけて作業するため、
最低でも作業時間分の人件費がかかります。
つまり、時給3,000円の人が4時間かけて作るものは12,000円、10時間かかるものは3万円はするという事です。
柔らかい柘に比べ、硬い象牙などを彫るにはずっと時間がかかるので、それだけ作業代も高くなります。
また、硬い材料は印刀の切れ味も良くないと彫れないため、熟練の技術が必要になります。
さらに、高価な材料ほど失敗した時のリスクが高いため、それだけ技術料も高くなります。
美容院・エステ・ネイルショップ・整体などの1時間当たりの金額を参考にしていただくと分かりやすいかと思います。

ただし、他のほとんどの店は機械彫りなので、
他店と金額を比べていただいては困ります。
『パソコンフォント+機械彫り』ならば、1〜2時間でも出来てしまいまうため、安くて当然です。
(機械彫りだと、欠けやすく、同じ印鑑が何本でも出来てしまいます。)



■ 虫との遭遇


【印材の種類】のページでも説明しておりますが、
『水牛』『牛角』はウールのセーターなどに穴を開けてしまう虫(カツオブシムシの幼虫?)にかじられてしまう事が時々あります。
今回はその犯行現場に遭遇し写真に収める事に成功しましたので、興味のある方にご紹介したいと思います。
虫嫌いの方・食事中の方などは決して見ないでください。

では、こちらからどうぞ。



■ 印章ケースの朱肉

印章ケースに付属の小さな朱肉はどうしても近くに普通の朱肉がない場合の
緊急用ですので、
普段は使わないでください。(いわゆるオマケです。)

写りも良くないし、小さいので枠に当たって印章を傷める可能性もあります。
必ず市販の朱肉や印泥をお使いください。(当店でも販売しております。)

ちなみに、100円ショップなどで安い朱肉を買った方が、
「使い物にならない。」と言って当店で朱肉を買い換えるケースが大変多いので、
あまり安い物は買わないでください。

なお、当店では印章ケースに付属の12〜19mm丸の朱肉の交換は
無料です!!
他店購入品でもお気軽にお申し付けください。
(もっと大きい物・印泥・練朱肉は有料です。)



■ 一部を削る!?

時々、『パソコンフォント+機械彫り』のハンコや『既製品』のハンコを
「一部を削ったから世界に一つのハンコです!」と言っている人やショップがありますが、
これは大きな間違いです。
よく考えてみてください。
削ったところ以外が100%ぴったり重なれば、
「同じハンコが一部欠けただけ。」と推測されるのがオチです。



■ 浜松市と他の自治体の印鑑登録


現在、浜松市では、既製品の印鑑登録は出来なくなりました。
「印鑑登録に使用する印鑑は、注文して作らなければならない。」という事です。


他の自治体では、「手彫りじゃなければ登録出来ない」という地域も多数あります。

例えば静岡県内では、沼津市・島田市「機械彫りは登録出来ない」
静岡市・磐田市「手彫りじゃないと登録出来ない」
となっております。

「ゴムやプラスチックや水晶などは登録出来ない。」
「フルネームでないと登録出来ない。」

という自治体もあるそうです。

引越しする可能性が少しでもある方は、
『手彫りで作った印章』を実印にしておかないと、
再度実印を作らなければならない事になってしまうかも知れません。


「不便だなあ。」と思う方もいるかもしれませんが、
これは自治体が市民の皆様の安全を考えての配慮だという事をお忘れにならないでください。



■ 通帳の印影


少し前までは銀行の通帳には必ず届出印の『印影』(つまり印鑑)が捺してありました。
しかし、現在ではほとんど捺してありません。なぜでしょう?

銀行に聞くと、「コピーやスキャニングされると危険だから。」と言うでしょう。
でも、コピーやスキャン出来ないように『偽造防止シール』が印影の上に貼ってあったはずです。
では一体なぜ??

考えられるとしたら、『既製の認印』を登録して知らない間に引き落とされた人が多いからでしょう。
『既製品』なら偽造するまでもなく同じ物を探すだけですから。
『既製品』を登録するのは、それほど危険だという事です。
通帳に印影が捺されている時代には、通帳を持ってきて「これと同じハンコある?」と聞いてくる人が結構いました。
盗んだり拾ったりした他人の通帳だったのかもしれませんよね。

銀行印は、携帯電話を買う時、カードを作る時、ジムに入会する時・・・と人に見られる機会が多いですよね。
全く同じものが全国のあらゆる店に売られている『既製品』を登録するのは、絶対にやめましょう。



■ 家族間の共用はダメ!?


銀行印や実印は、一人一人専用の物を持たなければなりません。

例えば、家族みんな同じ印鑑を銀行印に使用していると、相続の時にすべて故人の財産とみなされ、
自分や子供の貯金なのに相続税を徴収されたというケースもよく聞きます。
『ペイオフ』の場合も同様です。(過去に実際に金融機関が破綻しペイオフが発動されましたよね。)
この作業を『名寄せ』といいます。

いくら「子供の名義でお年玉やお祝い金などを貯金してただけなので子供の財産です!」と主張しても、
故人と銀行印が同じだったら『名寄せ』の対象になってしまいます。

実印も同じですが、そもそも家族と同じ印鑑は実印として登録が出来ないでしょう。(出来たとしたらトラブルになります。)



■ 既製品(最初から出来上がっているハンコ)は最も危険!!


近年、ピッキング犯罪などにより、知らない間に預金がなくなっているという事件が多発しております。
『既製品』を銀行印や実印として印鑑登録している方いらっしゃいませんか?

『既製品』はメーカーが機械で何百本・何千本と全く同じ物を大量生産しているものであり、『認印用』として全国各地で売られております。
(もちろん他店の物も同様。)

よく既製品の陳列ケースに『高級手彫り認印』とか書いてある事がありますが、あれは全くのデタラメです。
既製品のメーカーが売れて欲しくて頼まなくてもケースに書いてきてしまうそうです。
問屋さんを通して何度も注意しましたが変わりません。
学校でくれる『卒業記念のハンコ』も同じく『既製品』です。

同じ物を探して悪用されれば、知らない間に預金を下ろされたり、借金を背負わされたりと、大変危険です。
『既製品』実印として印鑑登録するのは、白紙に実印を押すのと同じような事です。
『既製品』銀行印として印鑑登録するのは、携帯電話を買う時やクレジットカードを作る時やスポーツクラブなどに入会する時など、
銀行印を捺す度に通帳の合鍵を配っているようなものです。

書類に問題がなければ誰も補償してくれません。
『自己責任』の時代です。
『既製品』『パソコンフォントと機械彫りで作った印鑑』は、絶対に銀行印や実印の印鑑登録には使用しないようにして、自分の財産は自分で守りましょう!



■ 印鑑の偽造


時々、欠けたハンコを持ってきたり、ハンコを捺した紙を持ってきては、
「これと全く同じ印鑑を作ってください。」と言われる方がいらっしゃいます。
残念ですが、全く同じ印鑑は法律上作ってはいけない事になっております。
それを説明すると、「めんどくさい。」とか「不便だなあ。」とかおっしゃる方もいらっしゃいますが、
これが出来てしまうと他人でもあなたの実印や銀行印を偽造出来てしまう事になるのです。
これは、大変危険な事です!!
「身分証明書を見せてもダメ?」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
パスポートも偽造してしまう時代です。
身分証明書を見せればいいとなれば、免許証や保険証も偽造する人が出てくるでしょう。
法律で禁止されているから、みなさんの財産が守られているのです。
何のために印鑑を捺しているのかをお忘れにならないでください。

※私文書に「本人又はその代理人の署名又は押印」があるとき、その文書は真正に成立したものと推定されると定める。
(民事訴訟法228条4項)


実印を変更する場合は、本人が身分証明書と市民カードを持って役所や市民センターなどに行けば、簡単に変更出来ます。
銀行印が欠けてしまった場合は、金融機関で登録印鑑変更届という類の書類を書けば変更出来ます。

脱サラでどこにも修行に行かずに印章店を始めた方の中には、
このような法律を知らないで偽造を受け付けてしまっていた店もあるかもしれません。
もし、偽造をしていた店があるなら、法律違反ですので二度と受け付けないでください。
法律には「知らなかった。」というのは通用しません。
後々違う印鑑だということがバレて、莫大な損害賠償を請求される可能性もあります。

ただし、
「この字が気に入っているので、少し変わってもいいから似たような感じに作って欲しい。」
ということでしたらお受け出来ます。

当社は『パソコンフォント』ではなく『手書き』で文字を書くので、どのような形にも出来ます。



■ 訳あり商品!?


『訳あり商品』と言って、「彫刻に失敗したハンコを削って彫るから安いのです。」というショップがあります。
正直に機械で彫ってる写真も載っているし、本当ならまだいいのですが・・・。
しかし、ちょっと待って!!
売れた本数を調べてよく考えてください。
失敗した印材が何千本もあるなんておかしいとは思いませんか?
しかも、正規の材料よりずっと多くの本数が売れてるなんて・・・。
ただ『セール!』と書いただけでは売れないから、流行りの『エコ』を持ち出したのでしょうね。

もちろん、当社でも失敗した印材はあります。
しかし、年間10本もありません。。。

それにしても皆さんどうして『機械彫り』とわかっていて購入するんでしょうね。
「工程が違うだけで出来上がりは同じだろう。」とでも勘違いしているのでしょうか??
それとも材質しか頭になく、印影(捺した時に写る文字の形)の事など頭にないのでしょうか??



■ 文字の校正


ご希望があれば、実際に彫る前に『手書きの下書き』をメールかFAXでお見せすることも出来ます。
書体を変える・内容を変える・配置を変えるなど大幅な変更は出来ませんが、多少の変更は出来ます。
ただし、アレンジするといっても間違った文字には出来ませんので、ご希望通りにはならない場合もあります。
ご希望の方は、連絡欄に『FAXで校正希望』または『メールで校正希望』とお書き下さい
(1本の注文につき、書くのは1枚だけです。)

『手書きの文字』なので、定規で描いたようにビシッと綺麗な線は出ません。
彫り上がりよりも若干太めで、多少デコボコのある字になります。
それを手(印刀)で彫りながら形作っていくのです。
彫り上がりは綺麗な線になりますのでご安心下さい。
最初から定規で描いたような綺麗な線で書かれた版下を送ってくる店は間違いなく『パソコンフォント』です。

ただし、『前払いかクレジットカードのお手続きが済んだ場合』に限ります。
キャンセルは出来ません。(店頭でも同様。)
全体のバランスを考えながら『手書き』文字を書くのは、印章を作る上で最も重要で苦労する工程であり、
最も技術とセンスが必要な部分です。
パソコンフォントを並べるだけの店では、無料で版下を送っている店もあるのかも知れませんが、
当社ではお客様一人のために技能士が時間を割いて手書きで作業しますので、版下作りから作業代および技術料が発生します。
例えば、『オーダーメイドのウエディングドレス』を作りたいからと言っても、無料ではデザインを描いてくれないのと同じ事です。
どうかご了承下さい。



■ 景気が悪いですが・・・


地方は依然として景気が悪いですね。
いったいいつまで我慢すればいいのか・・・。
皆様もご苦労されている事とお察しいたします。

毎日チラシとにらめっこしたりして、同じ商品なら少しでも安いものを買おうとしますよね。
全く同じ商品、すぐに買い換える消耗品でしたら、もちろんそれでいいでしょう。
しかしながら、印章はほとんど一生使う、しかも財産に関係する極めて重要なものです。
しかも、商品名は同じでも、悪用の危険性・欠けにくさ・写りの良さ・文字の形やバランスなど、店によって全く別物です。
景気がいいときに作った人は一生良い印章を安心して使い、
景気が悪いときに作った人は一生悪い印章で危険を抱えながら我慢する、、、なんて何かおかしいと思いませんか。

(それ以前に、悪い印章は一生もたないと思いますが・・・。)

印章は洋服とか電化製品とか車とか文房具とかのように数年で買い換えるものではなく、
いい物(いい材料で欠けにくい彫り方をした物)を作れば『一生モノ』です
90歳まで使えるようにと考えると、30歳の方だと
60年、20歳の方だと70年使うことになります。
そう考えると、こんなに安い買い物はなかなか他にないのでは・・・、と思うのは私だけでしょうか?

例えば、2万円の印章を60年使うとします。
ひと月に換算すると、たったの28円です!
生命保険が月に2,000円と聞くと「安い!」という人が多いようですが、
それを50年払い続けると、120万円!になるんですよ。(しかも安い保険は10年ごとに値上がりします。)
『一生分の全財産の鍵』ともいえる実印が2〜3万円なら安すぎるくらいだとは思いませんか?

実印は、土地・一軒家・マンションの購入時にも捺します。
そんな大切な書類に、『既製品』や『パソコンフォントと機械彫りで作ったハンコ』を捺す気になりますか?
自分だったら不安でとても捺せません・・・。

目先の事だけ考えて、これから一生危険な印章を使う事にならないよう、
偽造されやすくて欠けやすいものを何度も買い換えることにならないよう、
ぜひ慎重にお買い求め下さい。



■ お子様お孫様の印章


親よりもいいもの・大きいものを作る事に躊躇する方がいらっしゃいますが、
お子様には親を超えて欲しいという願いをこめてという意味と、若い方ほど長く使いますので、
より丈夫な材料で作る事をお勧めします。
90歳まで使うとすると、30歳の方で60年、20歳の方ですと70年も使うことになります。

大きさも、30年以上前に比べると全体的に一回り大きくなっていますので、
親がその当時作った印章よりも現在のお子様が作る印章のほうが大きくなって当然です。

お子さんやお孫さんが生まれたら、お祝いの意味もこめて銀行印を作りましょう。
お祝い金やお年玉など、赤ちゃんに戴いたお金は、赤ちゃんの名前の印鑑で通帳を作って貯金しておきましょう。
親と同じ銀行印では、相続の時に親の財産とみなされ、相続税の対象にされます。(名寄せといいます。)

また、印章は一生使えますので、プレゼントされたら喜ばれるでしょう。
きっと、使う度に戴いたことを思い出し感謝されるのではないでしょうか。
社会人になられたとき成人されたとき、最近では結婚されたときに、
2点セットや3点セットをプレゼントされるかたも結構大勢いらっしゃいます。
銀行印や認印は、2〜3本ずつは持っていたほうが何かと便利ですから、
たとえ持っていてもきっと喜ばれるでしょう。



■ 静岡県の社会事業への参加


当社では、静岡県印章業協同組合および静岡県技能士会連合会を通じ、
篆刻を教える事業に積極的に参加しています。

2008年7月、地元浜松市で行われた、『WAZAフェスタ in はままつ』に参加して、
篆刻を教えています。

2009年8月、静岡市で行われた『WAZAフェスタ in しずおか』に参加し、
『篆刻体験コーナー』にて参加者に落款印の作り方を教えてきました。
初めて自分でハンコというものを作って、みなさん大変満足していただいたようです。
中には、小学校1〜2年のお子さんもいました。

2013年11月、静岡市で行われた『ものづくりフェスタ in しずおか』に参加して、
大勢の方に篆刻を教えてきました。
安いこともありかなり盛況で、数十分待っていただいたお客様もいらっしゃいました。

また、毎年『WAZAチャレンジ教室』と題して、静岡県内の応募のあった学校を回り、
子供たちに落款印の作り方を教えています。
子供たちは、いつもこの時は集中して真面目に一生懸命に石のハンコを彫ってくれます。
アンケートでも、ほとんどの子供たちが「楽しかった。」と書いてくれています。

今後も、このような社会事業に積極的に参加していきたいと思います。


「WAZAチャレンジ教室」の模様
WAZAチャレンジ教室の模様01 WAZAチャレンジ教室の模様02
WAZAチャレンジ教室の模様03 WAZAチャレンジ教室の模様04

子供たちの作品
WAZAチャレンジ教室の作品01
WAZAチャレンジ教室の作品02



■ 印鑑の重要性・便利さ・大切さ



最近、「印鑑制度を廃止せよ。」という考えの浅い人がいるようですが、
・どんな環境下でも使える。
・本人がいなくても代理を頼める。
・『サイン』より偽造がしにくく判別がしやすい。
こんな便利なものは他には存在しません。

日本にも『花押』というサインがありましたが
(現在も大臣など一部で慣習として残っている。)
『印鑑』のほうが便利で安全なので『花押』は次第になくなり、
地位の高い人だけが使っていた『印鑑制度』を一般人も使うようになったそうです。
つまり、サインよりも印鑑のほうが進んでいるのです。

『サイン』のほうが印鑑よりもトラブルは多いんです。
『印鑑』は機械で照合すれば、『100%本物』か『100%偽物』と判断できるが、
『サイン』は毎回変わるため専門家でも100%本物かは確定できません。
『本物の確率70%』とか『本物の確率80%』というあやふやな鑑定になってしまうのです。

またサインの偽造は、
・器用な人が練習すれば偽造出来てしまう。
・機械も道具も知識も必要が無いので、偽造にコストが掛からない。
・全国各地に何千人という『サインの鑑定士』がいなければ成立しない。

などという事から、
『印鑑』を『サイン』に変えることはありえないでしょう。

『磁気カード』も偽造が多いし、他の人には預けにくい。暗証番号も他人に教えにくいし、忘れやすい。
『マイナンバー制度』(IDカード)は、国民総背番号制になり、政府や役人にすべてを管理されるようで怖い。
ネットを使うため、個人情報の流出の危険も高い。
印鑑登録だけのカードではなくなるので、カードや暗証番号(そうとう長くなるらしい)の管理も大変。
『ネットでの電子認証』もフィッシング詐欺やハッキング、暗証番号の管理など問題も多いし、使える環境にある人が限られる。
『指紋認証』『手のひら認証』『角膜認証』なども、結局は本人が直接行かなければならないので、身分証明書を持って行くのと変わらない。
すでに『指紋の整形』も始まっているし、韓国では『電子委任状』を悪用した犯罪も起きているらしい。

そうなると、やはり一番いいのは、『印鑑+アルファ』でしょう。
本人が直接行く場合は、『窓口で印鑑を押し、署名をする』、または、『印鑑+身分証明書の提示』(現在はほとんどこの方式)、
代理の場合は、『あらかじめ登録してある携帯電話に電話し本人に確認を取る』など・・・。
ちなみに『運転免許証』も偽造されているので、印鑑と両方で確認しないと危険です。


『印鑑』はとても重要で大切な物です。
捺す時は本当にここに捺していいのか良く考えて、慎重に捺しましょう。
絶対に人には貸さないようにしましょう。
本当に信用できる場合にだけ捺し、絶対に白紙には捺さない様にしましょう。

『クロサギ』という映画にも実印を使った詐欺がありましたが、
あのように詐欺に遭うと全財産を盗られてしまうこともあるのです。

「うちにはお金がないから大丈夫。」
と言うかたがいらっしゃいますが、
『借用書』を偽造されたり、『連帯保証人』に仕立てられたりすれば、
今ある財産だけでなく、将来稼ぐ財産まで盗られる可能性があるのです。
実際にそのような事件はたくさんあります。

『実印・銀行印』を慎重に取り扱うのは当然のことですが、『認印』の捺印にも心配りが必要です。
契約書などの書類上においては、『実印と同じ捺印効力』を持っているからです。
「認印」でも責任は派生します。法律上では、意志の確認においては『実印』と同じなのです。

金銭にかかわるような重要な書類への捺印には、『実印・銀行印』と同様に『手づくりの注文印』の使用をおすすめします。
荷物の受け取りや町内の回覧板などへ押すには『シヤチハタのネーム印』『既製の認印』というように、うまく使い分けるといいでしょう。


余談ですが、最近自治体に『指紋』を登録する方が増えていると聞いて不思議でなりません。
皆さん、交通取締りにあった時に認印を持ってなく、渋々拇印を捺して嫌な思いをした経験はありませんか?
警察に指紋を登録されるのは嫌なのに、自治体なら平気なのでしょうか?
それとも、朱肉で捺されるのは嫌だけど、機械で読み取られるのは平気なのでしょうか?
個人的には、国や警察や自治体にすべてを管理されてしまうようで怖い気がします・・・。

同じ理由で、『住民基本台帳カード』いわゆる『住基カード』や『マイナンバー制度』にも反対です。
印鑑を偽造するまでもなく、暗証番号(認識番号?)さえ聞き出せばその人に成りすます事が出来てしまうんです。
フィッシング詐欺やハッキングはもちろん、お年寄りをうまく騙して暗証番号を聞き出す事件が増えそうです。
そして、あらゆる個人情報が国や自治体のパソコンに登録・管理され、
しかもハッキングされる可能がゼロではない状態になるのは色々な意味で恐ろしい事です。
『マイナンバー制度』は、使い方次第では『住基カード』よりも恐ろしいものになってしまう可能性があります。

元CIAのスノーデン氏は、
「ネットに繋がっていれば入手できない情報はない。」と豪語したそうです。
ネットを使用する『マイナンバー制度』がどれほど危険なものか想像できますよね。

皆さんはどうお考えですか?




■ ハンコ豆知識 Part.2

ハンコといっても色々ありますが・・・

実は、『印鑑』とは、ハンコ本体の事ではありません。

ハンコそのものは
『印章』といいます。

ハンコを捺印したときに写る形を
『印影』といいます。

そして、
『印鑑』とは、役所や金融機関に登録した『印影』の事を指します。

しかし、なぜかマスコミでは『印章』のことを『印鑑』と言うように統一してしまったそうです。
(自分達の間違いを正当化するためでしょうか??)

ちなみに、事務などで使う印面がゴム製のものは
『ゴム印』といいます。

また皆さんが、『シャチハタ』と呼んでいるインキ内臓のスタンプは、
『浸透印』というのが正式名称です。

書道や絵画の隅に押す石のハンコは、
『落款印』といいます。


■ プチ情報♪

みなさん『シャチハタ』と呼んでいますが、読み方は合っているのですが、
文字を書く場合には『シヤチハタ』とすべて大文字で書くのが正解。
ちなみに『シヤチハタ』は商品名ではなく会社名(シヤチハタ株式会社)です。



■ ハンコ豆知識 Part.1

・ハンコの捺し方や保管方法

まずハンコで朱肉を力を入れずに軽く5〜10回ぐらいたたき、
印面に薄く均一に朱肉がつくようにします。
(強く押し付けると朱肉が底に付き、だんだんと隙間に朱肉のカスやゴミが詰まってきてしまいます。)
そして紙に対して垂直に上から捺すのですが、
そっと紙の上に乗せ真上から体重をかけるように力を入れ、
360度まんべんなく力が入るよう意識して捺します。
このとき、きれいに捺す為とハンコを長持ちさせる為に、
必ず紙の下に『印マット』等を敷いてください。
『皮製』の印マットを使う場合は目一杯力を入れて捺し、
『ゴム製』の印マットを使う場合はそれよりも軽めの力で捺してください。

捺したあとは朱肉をきれいに拭き取りましょう。
ケースが汚れるからだけではなく、
長年使用していると朱肉のカスが凹部にだんだん溜まっていき、
凹部が埋まってきれいに付かなくなります。
また、木製の印材は朱肉の油分を吸う度に柔らかくなるので、
長持ちさせるためにも特にこまめに拭き取りましょう。

拭いた後は、袋ではなく専用のケースにしまいましょう。
袋だけでは外部からの衝撃を中まで受けるのでハンコが欠けやすい上、
黒水牛や牛角の場合は『虫』にカジられる事があるためです。
また、専用のケースでも長年使用していると、
変形したりバネが弱くなったりしてピッタリと締まっていない事があるので、
そうなったら虫が入ってきてカジられてしまいます。
ケースに隙間が出来るようになったら、
新しくケースを買い換えましょう。


・朱肉について

印章ケースに付属の小さな朱肉は、
どうしても近くに普通の朱肉がない場合の緊急用ですので、
普段は使わないでください。
(いわゆるオマケです。)

写りも良くないし、すぐに付かなくなってしまいます。
また、小さいので枠に当たって印章を傷める可能性もあります。
必ず市販の朱肉や印泥をお使いください。(当店でも販売しております。)

ちなみに、当店で紙袋に捺す時に使っている朱肉は、
『印泥』といって『落款印』を捺す時に使う『練朱肉』です。
これは非常に綺麗に付きますが、
使い方にコツや慣れが必要で、しかも乾きが非常に遅いため、
一般の方が日常使うには不向きだと思います。

日常使うには、
『布張り朱肉』『スポンジ朱肉』といわれる、
一般的に売られている朱肉をお使いください。

ただし、100円ショップなどで安い朱肉を購入し、
「まともに付かなかった。」と言って当店で買い直す方が非常に多いので、
あまり安い物は買わないでください。
印影が消えてしまう危険もあります。

「重要な書類なので何十年も鮮明に残したい。」
「鮮明にくっきり捺したい。」という場合には、
『練朱肉』や『印泥』をお勧めします。


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